フリーランス事務代行ならぜひとも知りたい「クライアントを選ぶ基準」とは?
今週の木曜から、東京で講座を開催してます。
講座のお仕事は、今回は比較的ゆったりスケジュール。
でも、その合間はほぼすべて、事務代行事業に関連した商談、面談、打ち合わせの嵐。
お声をかけてくださるクライアントの皆様方には、とても感謝しています。
さて、今日はこの「クライアント」について、私が常に気を配っていることがテーマ。
題して「山田はどんな目線でクライアントを選んでいるのか?」
「えっ?クライアントって選ぶの?」と思ったあなた!
はい、そうなんです。
2010年の終わりから在宅でのフリーランス事務代行を続けてきた結果、私が得た選択基準があります。
この基準を知れば「こんなはずじゃなかった…」を防げるはず!
クライアントは、どんな思いで事業をしているのか?
私がクライアントを選ぶ際に最も気を配っていること。
それは「この方は真面目に事業をしているのか?」です。
「不真面目に事業をしている人って、いるの?」と言いたいかもしれません。
でもね、いるのです。これが!
私が言うところの「事業に対して真摯に取り組む」とは、「事業を継続する固い意志を持っている」を意味してます。
見せかけの華やかさに騙されるな!
ビジネスを手がけていると、どうしても浮き沈みがあるものです。
「今、調子がよくないな」と感じた時にすぐ投げ出す人を、私は少なからず見てきました。
華やかな世界に憧れて「起業しよう」と思い立つ。
そんな生半可な意思で事業を始めたら、大半の人はうまくいかないです。
ですが、ごくたまに「うっかりうまくいっちゃう」人がいて。
そういう人がフリーランス事務代行に目をつけるというパターンが増えてきました。
でも、いくらセレブっぽく見せていても、その実態は惨憺たるものです。
お金の出入りが激しくて、「今、お財布にどれだけ入っていますか?」すら答えられない。
だから、見せかけの収入がいくら多くても、本当は誰かにお仕事を依頼するほどの資金は持っていません。
そもそも、前提条件として「セレブに見せるのは簡単」です。
ただ単に
- それっぽい服装をして
- それっぽいポーズを取り
- ゴージャスに見える背景を探してきて
- 自撮りしてSNSに投稿する
これだけでいいですから。
今度、それらしい方を見かけたら「本人が意識してない状態で撮られた写真」を、探してみてください。
「本当のあなたは、ショボいんだね」って思うはずですから!
私がクライアントにしたい方の人物像とは?
「じゃあ、山田さんはどうしているのか?」を今からお話ししますね。
私が関わりたいクライアントの人物像は、一言で書けば「地味」です。
たとえば
- 大勢の人がいると目立たなくて、下手をすると埋もれかねない
- 地に足がしっかりとついている物腰と言動
- Twitterやフェイスブック、InstagramといったSNSはアカウントすら持ってない
こんな感じかな。
なので、私のことをSNS経由で見つけるというケースは皆無です。
他にも選択基準はあるけれども、最も重視しているのが「地味である」ということ。
覚えておくと損はないので、ちょこっと意識してみてください。
私はこの感覚を、たくさんの失敗を積み重ねて身につけました。
でも、あなたにはそんなつらい思いをしてほしくありませんし、その必要もありません。
「誰をクライアントにするのか?」
これはどんな事業をするのであっても、超重要ポイント。
フリーランスの事務代行を仕事に選ぶのであれなば、クライアントとは長く関係を持ち続けるますから、ぜひとも押さえておきましょうね。
参考にしたい記事
在宅で働くフリーランス事務代行「プロ事務」創始者。
2010年よりプロ事務に従事する。
また2015年より「プロ事務育成プログラム」専任講師として、200名以上のプロ事務を輩出。
プロ事務の後進を養成する活動を続けている。
香川県在住。プライベートでは夫と娘、息子の四人家族です。