起業したい主婦が夫を説得する、3つの方法
「起業に興味はあるけれども、行動に移す決意ができないでいる」
そう思う原因は、もちろん人によって違います。
たとえば
- 起業がうまくいくとは限らないから、怖くて行動できない
- 今の平穏な生活を変えてまでチャレンジしたくない
- 私にそんな大それたことができるとは、到底思えない
こんな感じでしょうか。
ですが、たいていの理由はただの言い訳ですし、行動しない正当な理由ではありません。
中でも私がよく耳するのが
夫が反対するから、起業できない
です。
これもまた、行動しない理由にはなりません。
あなたは夫を説得する努力をしましたか?
「夫が反対する」と不安になっているあなたに、私が質問したいことがあります。
それは「あなたの考えていることを、素直に話したことはありますか?」です。
「どうせ反対するに決まっているから、口に出したことはない」ではないでしょうか。
あなたのご主人は超能力者ではありません。
ですから、あなたの心の中を読み取って反対する、などということは起こらないですよね。
さらに言えば、あなたが何を望んでいるのかを知らないのだから、反対するはずもないのです。
なのですが、「反対されるのが怖い」という気持ちは、分からないでもありません。
ただ、その気持ちを変えることは可能です。
あなたがご主人の反対を気にすることなく、起業へのチャレンジを始める方法は3つあります。
起業したいあなたが夫の壁を乗り越える、3つの方法
「起業する」とは、あなたを始めとした家族の生活が多かれ少なかれ変わる、ということでもあります。
主婦が生活に変化を起こす以上は、夫の納得は欠かせない要素と言っていいでしょう。
あなたのご主人が、あなたが起業することに納得するために何をすればいいのか?
それはこれからお話しする、3つのパターンにまとめることができます。
夫に合わせた説得をする
さて、ここでひとつ質問です。
あなたのご主人に何かお願い事をする時には効果的なパターンがあることを、あなたはご存知ですか?
「パターン」とは
- いつ
- どこで
- 誰といる時に、またはふたりきりで
- どのような言葉を使って
このような要素です。
この質問に対して、あなたはどれくらいハッキリと答えを出すことができたでしょう。
人はそれぞれに好みを持っています。
もちろんあなたのご主人にも好みはあります。
同じことを話すのであったとしても、ちょっとした違いでその結果には大きな差が生まれます。
つまり、夫を説得するためには「相手のことを知り尽くす」が高い効果を生むというわけです。
先に実績を作った上で、交渉材料にする
こちらについては以前に書いたので、そちらをご覧ください。
一定の成果を出した後で切り出せば、夫に反対される確率はかなり下がります。
夫がすでにあなたの応援者である
このページを見ているのなら、該当する方は少ないかもしれません。
先ほど「夫は超能力者ではない」と書きましたが、これはあなたにも当てはまる事実です。
あなたはご主人が何を考えているか、ちゃんと知っていますか?
もしも何も知らないままに想像で決めつけているのなら、その態度を改めることからスタートするのがいいでしょう。
家族の協力を得られてはじめて、起業は始まる
「起業する」ということは、あなたの思い通りにならないことの連続です。
場合によってはタフな交渉を行う必要があったり、難しい人間関係の狭間に立たされることもあります。
そのようなハードな状況の中であなたの支えになるのが、夫を始めとした家族の存在です。
あなたの現状と得たい未来を率直に語り、気持ちよく応援してもらえるような体制を整えること。
これが、起業したい主婦にとって、起業の成功率を上げる最も簡単で確実な方法です。
決して難しいことではないので、ぜひともトライしてみてくださいね。
在宅で働くフリーランス事務代行「プロ事務」創始者。
2010年よりプロ事務に従事する。
また2015年より「プロ事務育成プログラム」専任講師として、200名以上のプロ事務を輩出。
プロ事務の後進を養成する活動を続けている。
香川県在住。プライベートでは夫と娘、息子の四人家族です。