在宅で働くフリーランスの事務代行「プロ事務」が、初期段階でするべきこととは?
2015年から私が開催している、フリーランス事務代行を始めるための講座をリニューアルしました。
講座の内容もそうなのだけど、最も大きな変化は呼び名を変えたこと。
今後は「プロ事務」として活動をしていきます。
フリーランス事務代行「プロ事務」、私が見た残念な結論
ところで、プロ事務育成プログラムに来てくださる方は、ほぼ全員がゼロからのスタートです。
いわゆる「駆け出し」というわけです。
そして、何事もそうなのだけど物事の初期段階においてはするべきことがあります。
プロ事務はお仕事の一種なので、最初のうちは経験を重ねて実績を積むという行動の繰り返しです。
会社にお勤めしていても、新入社員であれば大半の場合は同じ段階を踏んでいくことでしょう。
にもかかわらず、私の講座を受けたある方がSNSにこんな投稿をしていました。
事務代行は時間の切り売りだから、私のなりたい未来に近づくことはできない。
私が事務代行を始めた初期の頃、最初の2年間くらいは時間の切り売りだったことが、今、振り返ってみるとよく分かります。
何せ、会社員ではなかったこともありますが
- 1日12時間はパソコンの前で事務作業
- 「家事、子どもの世話、仕事」で、1日がすべて終わる
こんな状態でしたから。
ですが、このような形で自分が下積みをしていたことが、今の私を形作っています。
ちなみに、現在の生活は
- 事務作業は1日30分(すべて自分のための事務作業)
- プロ事務育成講座を受講しているプレミアムコース生のサポートが、1時間程度
- 発信には数時間かけて、じっくり・しっかりと
- 家事は効率化が終わっているので、それほど時間をかけていない
- 趣味のYoutubeタイムを毎日、必ず2時間
こんな感じ。
数年前の駆け出し時代で築いた実績が、今、ようやっと花開いた感があります。
先ほどの彼女も、もうちょっと頑張れば結果が違っていたのかな、と残念な気持ちでいっぱいです。
(この投稿に心当たりのある「あなた」。アフィリエイトはプロ事務より100倍難しいですから、覚悟して取り組むことをおすすめします。)
在宅ワークとしてフリーランス事務代行を始めた方がするといい、3つの下積み行動とは?
さて、私が先ほどから「下積み」と言っている行動、その正体をここで発表します。
「仕事をしている時間が長い」だけではない、1年先に結果が出ることを重視したラインナップです。
プロ事務育成プログラムを受講した方はもちろん、
- 今後の受講を検討している
- 独学でプロ事務を始めたけれども結果に結びついていない
これらに当てはまる方にも、ぜひトライしていただきたいです。
「4番」で働く
「4番って何?」は、こちらでお話しするとして。
すでに実績のあるプロ事務の方からお仕事をもらうことが、駆け出しであるあなたが真っ先に取る行動です。
この行動の目的はふたつ。
ひとつは先輩のもとで最初の実績を積ませてもらうこと、もうひとつはあなたのロールモデルを見つけることです。
事務代行のお客様は全員、ビジネスをしている方、つまり社長さんです。
経営者さんはお金の使い道をとてもシビアに考えてらっしゃいます。
その中で、経験ゼロのあなたが事務代行として採用されるには、
- 社長さんのニーズにドンピシャのスキルを、たまたま持っている(私はここでした)
- 事務職としてオールラウンドに活躍できる、一定の事務スキルがある
- 営業活動をガンガンできる
最低でもこの中のどれかひとつを満たしていることが必要だというのが、私の考え。
そして、どれもとてもハードルが高いと感じます。
というわけで、わざわざ苦行をする必要などどこにもないのですから、まずは誰かのもとで修業を積むことを私からはすすめます。
文章を書く
「はて、これが下積み?」と思うかもしれません。
なのだけれども、私がこうしてプロ事務として独立できたのは間違いなく文章力を身に付けたおかげです。
文章が書けるから、最初のお客様に「事務をしてほしい」と声をかけていただきました。
文章が書けるから、ブログでの発信でスタッフさんを集めることができました。
文章が書けるから、今、こうしてあなたに私の存在をお届けすることができます。
「文章を書く」というスキルは、今のネット社会では欠かせないスキルであると、断言します。
書くツールや内容は、あなたの取り組みやすい方法でOKです。
ただ、フェイスブックやTwitterといった「自分の投稿を、後から見返すのが大変」なツールは選ばない方がいいでしょう。
代表的な方法として
- ブログに毎日、日記をつける
継続することがこの方法の重要ポイント。
なので、3行でも構わないので毎日、必ず書くことを守ってください。 - アフィリエイトにチャレンジ!
他の人に読んでもらって、購入に結びつけるためのトレーニングを積むのにうってつけな方法。
アフィリエイトに取り組むことで、プロ事務として必要なスキルの8割は身につきます。
このふたつをご紹介しますね。
まずは「1」からスタートして、慣れてきたら「2」も並行してやってみてください。
くれぐれも順番はお間違えなく!
「2」については、こちらで詳しく説明しています。
さらに、スキルを磨く
フリーランス事務代行をするために必要な能力は、ここまでができればほぼ手に入れられるでしょう。
さらにプロ事務に特化したスキルとして持っておきたいことは、私が教えています。
ここまででご紹介したふたつの下積み行動に対するアドバイスもやっていますので、「いち早く、プロ事務として収入を得たい」という方はぜひご検討くださいね。
在宅で働くからこそ、的を射た下積み行動を!
自宅から出なくても働ける在宅ワークは、今、主婦に大人気の働き方です。
とは言え、具体的なやり方を教えてくれたりアドバイスをしてくれる存在がないまま、たったひとりで在宅ワークを続けることはとても難しいのが現状です。
そんな時に頼りになるのが先輩の存在。
フリーランス事務代行「プロ事務」であればすでに活躍している方が数多くいますし、自力で見つけられないという方は私を頼っていただければOKです。
今後、会社に雇用される事務職OLがどんどんと減っていくことが予想される中で、需要が増えてきたのが複数の企業に対して事務サービスを提供する「プロ事務」という働き方。
先を見越して行動を起こすのなら、今から駆け出しとして下積みを積んでおくことで1年後に大きな差が付きます。
さて、あなたはどうしますか?
何もしないままで「あぁ、あの時に…」と思うのならば、さっそく動き始めてくださいね!
在宅で働くフリーランス事務代行「プロ事務」創始者。
2010年よりプロ事務に従事する。
また2015年より「プロ事務育成プログラム」専任講師として、200名以上のプロ事務を輩出。
プロ事務の後進を養成する活動を続けている。
香川県在住。プライベートでは夫と娘、息子の四人家族です。