フリーランス事務代行の始め方・完全マニュアル – 会社勤めから卒業する方法
このページを見ているあなたは、きっと
事務代行を始めたい
在宅でお仕事がしたい!
と、願っていることでしょう。
でも、その一方で
どうやって始めたらいいの?
分からないことだらけで、不安…
こんなことも感じているのでは?
そんなあなたに向けて、今からフリーランス事務代行の始め方マニュアルとして
- フリーランス事務代行として在宅で仕事を始める時の流れ
- お仕事をする上でのポイント
これらを話していきます。
さっそくこの先を読んで、あなたも「在宅で事務代行」のスタートラインに立ちましょう!
在宅でフリーランス事務代行を始める時の流れ
在宅で事務代行をスムーズに始めたいのであれば、実は決まった手順があります。
(だから、このページのタイトルは「マニュアル」なのです)
この流れは
- 私自身の経験
- 在宅で事務代行をしている皆さまの実績
を踏まえたもの。
たくさんの事例をこれまでに見てきたので、その結果をパターン化しました。
具体的には
- 自分を知る
- サービスメニューを決める
- 営業活動をする
- お仕事を受注して、実際に作業をする
という4ステップ。
順番を変えるとよい結果が出ないので、必ず守ってくださいね。
1. 自分を知る
あなたと私は、違う人間ですよね。
できることは完全に同じじゃないし、性格だってもちろん違います。
つまり「誰かがうまくいった方法は、自分に合ったやり方ではない」可能性が高いということ。
ということで、最初にするべきなのは「私は誰だろう?」を知ることです。
私はこのジャンルに、新車が1台買えるくらいの資金を投入しています。
そこまでお金を投入する必要はありませんが、「何もしない」はありえないこと。
ネット上で購入できる自己診断ツールがたくさんありますから、まずはひとつ選んで取り組んでみてくださいね。
「自分を知る」にしっかり取り組むことで「成功する確率80パーセント」が約束されていますから!
2. サービスメニューを決める
自分がどういう人なのかを知った後は、「自分に何ができるか?」を探ります。
「事務」というキーワードにはたくさんの作業が含まれているし、人によって連想する内容がバラバラです。
ということは「在宅で事務代行をします」だけだと、お客様からすれば何をしてくれるのか分からないということ。
これじゃあ、仕事を頼みたいとは思ってもらえないですよね。
そこで必要なのがサービスメニュー、つまり「私は、こんなことができます!」のリストです。
誰かから相談された時に、私がいつも取っている方法。
それは「自分史を書くこと」です。
「今までにどんな経験をしてきたのか?」
ここにあなたのサービスメニューを決める大きなヒントがあります。
紙とペンを準備して、まずは1時間「Let’s try.」です!
3. 営業活動をする
いくら在宅だからといって、家から一歩も出ずに仕事がやって来ることはありえません。
苦手かもしれませんが、営業活動は必須です。
営業については以前にまとめているので、そちらをご覧くださいね!
4. お仕事を受注して、実際に作業をする
自分を知り、サービスメニューを決め、自分に合った方法で営業活動を行う。
その結果が「事務代行のお仕事受注」です。
実際にお仕事をする際の注意点は
- お客様の求める作業をしっかり把握して、その通りに作業を進める
- 引き受ける時に納期を伝え、しっかり守る
このふたつ。
お仕事を得ることができたあなたであれば、それほど難しいことではないはず。
なので、しっかりと作業をして、お客様に喜んでいただきましょう!
在宅の事務代行としてお仕事をする上でのポイント
ここからは、事務代行というお仕事で在宅で働く時にやるといいことを3つ、ピックアップします。
在宅事務代行を始める時はもちろんですが、順調にお仕事が増えてきた時にこそ実行するとよいことです。
これらを「する」と「しない」では、フリーランスとして続けてお仕事できるかどうかに大きな差が生まれます。
作業と営業は、同時進行するべし!
お客様が増えてきた時に、必ずと言っていいほど全員に起きること。
それは「事務作業をこなすことに精いっぱいで、営業活動に手が回らない」です。
なのですが、営業を辞めるとお客様が減った時に「お仕事、なくなっちゃった…」となりかねません。
忙しい時でもできる営業活動を早い段階で見つけて、確実に実行する。
すぐ、簡単に実行できる営業手法を持っていれば、3年、5年と在宅の事務代行が続けられます。
3ヶ月に一度の「見直し」タイム
どのような物事であっても、何かしらの変化は常に起きています。
なので、なかなかお仕事が見つからない時はもちろん順調であったとしても、見直しは欠かせない行動です。
サービスメニューと営業方法について
- より自分に合ったサービスメニューについて考える
- 新しい営業手法があれば試す
このふたつを定期的にすることで、
- 不調な時は、そこから抜け出すきっかけに
- うまくいっている時は、さらなる発展へ
と、いいことしかありません。
見直しのために時間を取るのは大変かもしれませんが、ぜひやってみてくださいね。
「同業者とは仲よくする」が鉄則
同じ仕事をしている以上、同業者はライバルであり蹴落とすべき存在だと思っていませんか?
それは「100パーセント、不正解」です。
フリーランスとして仕事をしていると、
- 営業活動がうまくいかなくて、仕事が頂けない
- 無理な注文を出すお客様がいて、どうしたらいいか分からない
- 自分や家族に予想していないかった出来事があって、仕事に穴が空きそう
と、様々な壁にぶち当たります。
そんな「困った」は自分ひとりで解決するのではなくて、同業者に相談してみましょう。
あなたにとっては難しい問題であっても、すでに経験済みで解決策を知っているかもしれません。
また、あなたが忙しい時に力を貸してくれるのは、何といっても同業者です。
同業者と日頃から交流を深めておくことで、必ず「助かった!」と思う日が来ます。
間違っても「妨害しよう」なんて思わないでくださいね。
さあ、在宅の事務代行を始めよう!
「事務は会社でするもの」という時代は、終わりを迎えようとしています。
事務職を正社員として採用する企業はどんどんと減っていますし、最近では
- パートやアルバイトではなく、派遣スタッフへ
- 小さな規模の会社なら、自分達で手分けする
といった流れも。
なのだけれども、会社から「事務」という仕事が消えることはありません。
何かにつけて
- 書類の作成
- 請求書の発行
- 伝票入力や帳簿の整理
といった事務作業は、必ず残ります。
そこに目をつけた私が選んだのが「在宅で事務代行」という働き方。
2010年の終わりからこのスタイルで仕事を始めて、規模を大きくしながら今でも続けられているのが、この判断が正しかった何よりの証拠ですね。
今、在宅の事務代行を始めて、3年後にあなたらしい働き方で毎日楽しく過ごすのか。
それとも、「変わらない」ことを選んで「こんなはずじゃなかったのに…」と、後悔するのか。
さて、あなたはどうしますか?
在宅の事務代行を、確実に始める方法があります
ここまで読んで「私には難しそう」「やっぱり無理」と思ったあなた。
諦めるのはまだ早いです!
「在宅事務代行」という業界は、今、深刻な人手不足。
なので、ここに書いたことを自力でできる方は、今すぐにでも始めてほしいです。
ただ、すべての方が自分ひとりでできるとは、私は考えていません。
「自宅でできる事務代行に興味はあるけれども、ひとりだと難しそう」
そう感じているあなたには、私からサポートを受けることがおすすめです!
プロ事務育成プログラムでは、「在宅事務代行の始め方マニュアル」の内容を私と一緒に進めていきます。
どうしたらいいか分からないことがある時は、ご質問いただければアドバイスします。
あなたが迷ったり不安に思った時には、相談に乗ることも可能です。
また、これまでにプロ事務育成プログラムを受けた仲間は、すでに100人以上。
つまり、あなたにはすでに「100人以上の仲間がいて、あなたを支えてくれる」というわけです。
独学で進めようとして時間がかかった上に成果が出ないのであれば、決まったカリキュラムに沿って素早く、確実に事務代行を始めた方がいいと思いませんか?
せっかく興味を持ってくださったのに、小さなことでつまづくのはもったいないこと。
あなたの「やってみたい」「始めたい」気持ちを、ぜひ私にサポートさせてくださいね。
在宅で働くフリーランス事務代行「プロ事務」創始者。
2010年よりプロ事務に従事する。
また2015年より「プロ事務育成プログラム」専任講師として、200名以上のプロ事務を輩出。
プロ事務の後進を養成する活動を続けている。
香川県在住。プライベートでは夫と娘、息子の四人家族です。